三菱電機ニュースVol.15
三菱電機は24日、空調冷熱システムの事業戦略を発表した。8月に買収を発表したイタリアの業務用空調メーカー、デルクリマ社の大型機器を欧州に加え中国や東南アジアなどでも販売を拡大し、空調事業のグローバル展開を加速させる。2020年度までに同事業の連結売上高を4割増の1兆円にし、現在6位の世界シェアを5位に引き上げる。
デルクリマの買収は15年度中に終える予定だ。同社は大規模ビルや工場の空調に使われる「チラー」と呼ぶ機器に強みを持つ一方、三菱電機は中小規模のビル向け「マルチエアコン」に強みを持つ。三菱電機は買収で製品群を拡充し、両社の販売網を相互利用し欧州、アジアなどで売上高を拡大する。
デルクリマの買収は15年度中に終える予定だ。同社は大規模ビルや工場の空調に使われる「チラー」と呼ぶ機器に強みを持つ一方、三菱電機は中小規模のビル向け「マルチエアコン」に強みを持つ。三菱電機は買収で製品群を拡充し、両社の販売網を相互利用し欧州、アジアなどで売上高を拡大する。
更新日:2015年11月25日