業務用パッケージエアコン『VRV』『スカイエア』シリーズを新発売(2/2)
≪ビル用マルチエアコン『VRV Xシリーズ』 新商品特長詳細≫
業界トップクラスのAPF(通年エネルギー消費効率)を達成
業務用パッケージエアコンにおいて業界初となる「高効率集中巻モーター」の搭載や、渦巻形状の変更により効率向上した新型圧縮機を搭載し、業界トップクラスのAPFを実現しました。
【ZEB需要に対応する高COPタイプのラインアップ】
業界トップクラスの定格COPを発揮する『VRV Xシリーズ 高COPタイプ』を新たにラインアップ。業界で最大となる36馬力までラインアップし、中小規模だけでなく大規模ビルでもZEBに向けた 空調設計提案の幅を広げました。
【レジリエンス強化】
使用時に室外機の部品が故障した場合、部品の種類に関わらず修理を実施するまで再稼働できませんでした。『VRV Xシリーズ』では、センサーが故障した場合に一時的に他のセンサーで制御を代用することで、室外機搭載の部品故障のうち約60%が応急的に運転できるようになり、空調故障による完全停止の頻度を抑制します。
さらに、センサー情報を集約し分析する機能も搭載。遠隔監視(有償契約)と組み合わせる事で空調停止期間を極小化することができます。不具合箇所を部品単位で特定する「故障予知(故障箇所特定)」機能や、異常発生で停止したシステムの応急運転を遠隔指示で開始できる「遠隔応急運転」、中間期に点検を実施し、空調シーズン中の故障低減を図る「シーズン前遠隔点検」といった3つの機能により、故障トラブルを最小限に抑え、想定外の空調停止時間を極力短くすることができます。
これらの機能は2022年10月に開始予定の新しい保守メンテナンスサービスの契約により使用可能となります。
≪店舗・オフィスエアコン『スカイエア』 新商品特長詳細≫
【圧縮機モーターの高効率化により、省エネ性向上】
小容量タイプの室外機において、圧縮機の油粘度の最適化や、当社独自の高効率モーターの搭載により、室外機の形状や大きさは変えずにAPFを最大0.5向上しました。
【自動で賢く省エネルギー運転を行う「ダイキンスマートAI」を搭載し、年間消費電力15%削減】
空調機に搭載したセンサー情報を元に最適な制御を予測し、賢く省エネ運転をサポートします。 「ダイキンスマートAI」は下記の4つの機能で構成されています。
1.毎日の運転負荷を学習し、確実にピークカットを行う「スマート学習節電」
2.床温度+人検知のダブルセンサーで人がいる場所の温度を予測して制御する「Eco全自動運転」
3.気候の変化に合わせて最高効率で運転する「最適冷媒パターン制御」
4.低負荷時は圧縮機の発停を抑えることで省エネを実現する「エコモード」
≪「空気質みまもり機能」を搭載し、安心・快適に過ごせる空気環境づくりをサポート≫
【換気タイミングお知らせ機能】
室内機の別売品「CO2センサーキット」が検知する室内のCO2濃度を常時リモコンに表示し、設定値を超えるとリモコンのバックライトが自動で点灯し、「換気推奨」のメッセージを表示することで換気のタイミングをお知らせします。
【熱中症リスクお知らせ機能】
室内機に標準搭載している温度、湿度センサーの情報をもとに、暑さ指数(WBGT)が厳重警戒レベル相当以上になったときに、リモコンのバックライトが自動で点灯し、「熱中症に注意」のメッセージを表示することで、熱中症リスクをお知らせします。
【「冷媒漏えい検知機能」により冷媒漏えいを日々診断・記録し、万一の漏えい時はメールでお知らせ】
空調機に使用されている冷媒ガスを大気中に放出することは禁じられており、フロン排出抑制法により管理者は機器の点検・記録・報告が義務付けられています。
「冷媒漏えい検知機能」は冷媒漏れを空調機が毎日診断し、クラウドサーバーへ診断結果を記録します。万が一冷媒漏れが発生した場合には管理者へメールでお知らせすることができます。冷媒漏れを素早く検知できるため、冷媒漏れによる空調停止のリスクが軽減でき、環境負荷の低減にもつながります。本機能を利用する場合は別途「アシスネットサービス(有償)」や「エアネットサービス(有償)」、「DK-CONNECT(有償)」の契約が必要になります。
≪省ナビ換気リモコン 特長詳細 (2022年11月発売)≫
【バックライトの色で換気状況をお知らせ】
換気意識の高まりで、換気機器のリモコン操作を行う頻度が増えていることを受け、換気操作を簡易化する省ナビ換気リモコンを新しくラインアップします。また、操作だけでなくリモコンのバックライトの色により、CO2濃度上昇や、フィルター交換の時期をお知らせし、換気状況を一目で確認することが可能です。
【CO2センサーを用いた「換気・空調連動機能」】
CO2センサー搭載の全熱交換器『ベンティエール』と空調機を連動運転させることで、CO2濃度に応じて換気量を自動制御します。さらに、換気量アップに応じて自動で空調機の能力もアップさせるため、換気量増加に伴う室温変動を抑制し、快適性をキープします。
更新日:2022年07月19日