フロンガス漏えいを未然に防止する簡易点検としての空調機遠隔監視サービスの運用開始(2/2)
■遠隔監視サービスの特長と法改正に適用する機種※4
1.エアネットサービスシステム:
空調機の省エネ制御から保守・メンテナンスまでを一括で遠隔管理するサービスです。IoT技術を使って遠隔から24時間365日監視することで、異常停止や突発修理などのトラブルを未然に防止します。また故障予知によって機器の汚れなどによる過負荷を抑制し、無駄な電力の消費を抑えます。
【対象機種】
2006年以降に販売開始したビル用マルチエアコン。その他機種については順次拡充していく予定です。
2.アシスネットサービス※5:
空調機の運転データの収集に適した無線通信を活用し、フロン排出抑制法に基づく点検や、空調機の運転異常通知、累積運転時間の把握など、ビルや商業施設における空調設備の維持管理を低コストでサポートするサービスです。
【対象機種】
2021年10月以降に販売開始した店舗オフィスエアコン、業務用マルチエアコン、設備用エアコン。
2022年4月以降に販売開始された中温用エアコン。
3. DK-CONNECT※6:
空調機の制御データや運転データを送受信するネットワーク端末『DK-CONNECT edge(ディーケーコネクト エッジ)』を介して業務用空調機をクラウドに接続し、パソコンやスマートフォン、タブレット端末から監視、制御などの一括管理ができるソリューションです。様々なアプリケーションにより、空調機の運転状況の確認や、遠隔操作などの基本的な管理に加え、照明や換気装置といった設備との連携による省エネ性、利便性、快適性の向上などが可能です。
【対象機種】
2006年以降に販売開始したビル用マルチエアコン。その他機種については順次拡充していく予定です。
4. ZEAS Connect:
店舗やオフィスに適した業務用エアコン『スカイエア』や『machiマルチ』を毎月の定額料金で提供するサブスクリプション型のサービスです。機器本体や施工、異常通知メール機能や修理サービスをワンパッケージ化して月々の支払いに分割することで、空調機の新規導入や更新にかかる初期費用をなくすとともに、日々の安定的な空調機の運用もサポートします。また様々なオプションメニューも用意し、快適性の向上、無駄な電力消費の抑制、メンテナンスにかかる工数の削減にも貢献します。
【対象機種】
2021年10月以降に販売開始した店舗オフィスエアコン、業務用マルチエアコン、設備用エアコン。
2022年4月以降に販売開始された中温用エアコン。
※4:各遠隔監視サービスの対象機種について、機種の中には一部対象外の製品も含まれています。
※5:『アシスネットサービス』はオプションでの契約となり、別途月額300円/台の費用が発生します。
※6:『DK-CONNECT』はオプションでの契約となり、別途費用が発生します。
更新日:2022年08月29日