全館空調システム きくばり
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A棟全館空調システムで空調しているため家全体で温度差が少ない
. 「ヒートショック」とは急激な温度変化に起因して脳梗塞、脳卒中、心筋梗塞などの発作を起こすことだが、日本では高齢者の発症率が特に高いといわれている。さらに、同システムは24時間空調運転を続けるため、真夏時の熱中症対策としてもリスク回避に一役買っているほか、先にも触れた電子式エアクリーナの粉塵を除去する機能は、アレルギーの原因といわれている、花粉やダニ、カビやハウスダスト、大気汚染の粉塵などを除去する程の効果にまで及んでいる。
「きくばり」の導入効果は快適性の実現化に加え、省エネや健康対策面でも発揮されていることになる。
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■全館空調システム「きくばり」 いよいよ本格普及期
現在わが国では健康問題に対する関心がますます高まっているなか、中国からの大気汚染が深刻な問題となっている。また一方では少子高齢化が進み、2世帯住宅への建て替えも増加している。このような社会変化を念頭に住居環境における健康管理を考えたとき、住宅内のクリーンで快適な空調環境はますます重要なファクターである。人間が口から摂取する物質の57%が室内の空気といわれていることからも、その重要性がうかがわれる。
また、家族のコミュニケーションをしやすくするバリアフリーでオープンな間取りにも関心が寄せられている。これらをすべて解決へと導く「きくばり」の本領が発揮される、本格的な普及期はまさにこれからといえるであろう。
更新日:2013年04月22日